1. バリバリのWindowsユーザーです

暑いですね。いくらなんでも異常ですよ。
関東平野で連日最高気温35度越えなんて、どうなってるんでしょうか。夜も気温があまり下がらないせいで、家の躯体が熱を持ったまま。おかげで家に帰ってもクーラーのない自分の部屋で作業をする気にもならず、まして休日の昼時に基板をいじろうなんて気、これっぽっちもおきません。
そういうわけで、少し目先を変えて違う話をしばらく書いてみます。趣味のARMプログラミングへのLinuxの勧めです。
さて、最初に宣言しておかなければならないことですが、私はバリバリのWindowsユーザーです。Windows 95, 98, NT, 2000, Vista, 7 と、(いくつか飛ばしてはいるものの)主要なWindowsを忠実なユーザーとして使ってきました。Officeを自費で買うのは当然として、DelphiC#といった言語でちょこちょこプログラミングのまねごともしました。
たいていの人が「XP万歳、Vistaはクソ」と言い放つ中で、「へっ、奴らはわかってねぇ」とVistaを使ったことでも忠実なMSユーザーと言えるでしょう。
そういうわけで、かつては私もWindowsで組み込みプログラミングをやっていましたが、いまではすっかりLinuxでの開発に軸足を移しています。しかしながら、それは決して「Windowsは駄目!Linuxイイ!」と無邪気に言い放てるような理由からではありません。いくつもの理由が積み重なって、気がつくとLinux偏重になっていたというところです。
これから数回に分けて、それらの理由を書きつづっていきます。