進捗

TOPPERS/ASP 1.6.0 対応 LPC1768依存部は、SVNのtrunkが現在次のような状態にあります。

  • ビルド可能
  • SRAMおよびROM上でsample1が動作可能
  • CPU依存部、チップ依存部、ターゲット依存部の3層構造
  • シリアルはasp/pdic/uart下に分離
  • E_PACKAGE、MANIFEST整備終了
  • ドキュメント未整備

となっています。今後はporting.txtとつきあわせて細かいところのチェックをしながら、ドキュメントを書いていくことになります。
今回の実装は以前書いたように、ターゲット依存部をCPU, チップ, ターゲットの3層構造にしています。これで不慣れな人でもどのコードがターゲットに依存し、どのコードがチップに依存しているか容易にわかるようになります。
TOPPERS/ASPの移植になれた人ならばたいした問題ではないですが、たいていの人にとってOSの移植は目的ではなく手段であり、移植のために徹底的にOSを調べるようなことはしたくありません。今回のような分け方をすることで、たとえば同じチップを使った別チップにOSを移植する場合、どの部分をさわらなくてもいいか、容易にわかるようになります。