range()とfor文
range(a,b)で、aからb-1の範囲オブジェクトを作る。
range(1,5)
だと、値の範囲は1から4である(5は範囲に含まない)。0から始まる範囲の場合、最初の0は省いて良い。
range(0)
for文を回すときにはrange()を使う。
for i in range(5): print(i)
実行すると0から5までの数字が印字される。
for文は範囲だけでなく、リストの要素に対して回すことも出来る。
b = ['a', 'b', 'c', 'd'] for i in b: print(i)
これでリストbの要素がすべて印字される。
辞書に対してfor文を回すことも出来る。
a = { '春':'あけぼの', '夏':'よる', '秋':'ゆうぐれ','冬':'つとめて' } for v,u in a.items(): print(v,u)
a.items()は、キーと値のペアを列挙する。そのため、印字結果はすべてのキーと値1行ずつ印字したものになる。なお、印字される順序は辞書を作った順序では無い。実装はハッシュなので順序は制御できないのである。