2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あれ?INHNOが無い!

そろそろシリアルIOの実装にかからなければならないのであちこち文書やらコードを読み直しているところです。そこで、あっと驚く新事実に遭遇。 TOPPERS/ASP 1.3.2対応CQ-STARM依存部は、INHNOを2つしか宣言していません。INHNO_TIMERとINHNO_SIOだけです。 …

CORTEX-M3のリセットハンドラとTOPPERS/ASPの実装

先日、TOPPERS/ASP用CORTEX-M3のリセットハンドラの実装に関して 結局、プログラム自身での設定とベクトルでの設定を切り替える用にしなければなりません。TOPPERS/ASPのCORTEX-M3依存部は切り替え式ですが、その場合のスタック・ポインたは例外ベクトルから…

LEDチカチカ動いた

シリアルIOの実装なしでTOPPERS/ASPがLPC1768上で動き始めました。sample1を改造した空のアプリケーションのメインタスクにLED点滅とtslp_tsk()をおいて、点滅させることに成功しています。 点滅周期がおかしい気がしますが、クロック周りはこれから見るとこ…

そろそろ起動できそう

休みの日の短い時間でちんたらやっている移植ですが、ようやくシステム依存部に目鼻がついてきました。現状はだいたい以下のような感じです。 シリアルIOは空のスタブを使っている システム・タイマーはプロセッサ依存部のSYSTICKを使うものを流用 ターゲッ…

target_serialにドキュメント付け中

CORTEX-M3向けのTOPPERS/ASP実装のtarget_serialにDoxygenコメントを書いています。 例によって説明がおおざっぱなTOPPERS/ASPのporting.txtでは動作がよくわからず、コードと並べてコメントを追加していきました。途中、明らかに名前のおかしな変数なども見…

3. もともとUnixはプログラマ向き

LinuxはUnix互換OSですが、下敷きとなったUnixはATTベル研究所の研究者たちが、自分たちの仕事の環境として70年代からスクラッチから書いたものです。彼らはMulticsでの環境が心地よかったことから、Multicsの生産性に単純さを加えてUnixを作り上げました。 …

己の無知を知った

たった今、私は自分が可変抵抗器の足の名前を知らないことに気づきました。おいおい。しっかりしてくれ、ほとんど40年前に覚えた部品だというのに…。 可変抵抗器、いわゆるボリュームはこういう記号です。 この部品、機能と端子位置があまりにもわかりやすい…

UARTドライバの移植に着手

TOPPERS/ASPのCORTEX-M3公式リリースは、STマイクロのSTM32F103がベースになっています。このプロセッサのシリアルポートはUSARTと呼ばれ、古典的なUARTと異なります。一方、LPC1768はUARTを使っています。 従って、シリアル・ポートのドライバを移植しなけ…

2. スクラップ&ビルドは嫌

前回からだいぶ間が開きました。 さて、Microsoftに魂を売り払って得た金でWindowsを買っている私としては、当然はじめの頃はWindows上でARM組み込み開発を始めました。しかし、そこにはいくつか問題がありました。 Windowsで組み込み開発をするばあい、ツー…

スライドボリューム高い

10kOhmくらいのスライドボリュームを二掴みくらい買いたいのですが、Digikeyで見てびっくり。単価800円ですって奥さん。とても買えません。RSコンポーネントでも400円くらいします。 Chuckさんなら安いところ知ってるかなとおもってブログをたぐったのですが…

もうだめぽ

TOPPERSの文書は全部プレイン・テキストです。章番号はついていますが、それをインデックスとして能動的に文書をたぐれるようになっていません。 JSPカーネルの時にいくつかの文書をWORDに変換してプロジェクトで自由に使ってくれと提出したのですが、無視ぶ…