I2Cサブシステムを含むサンプルプログラム集を更新
連休中作業していたI2Cサブシステムが完成し、サンプルとしてリリースすることが出来ました。
以下の環境でテストしています
- Ubuntu 10.04
- LPCXpresso 3.8.2 [Build 129] [31/01/2011]
- LPCXpresso 1769 (100MHzで使用)
- cmsis 2.0
CMSISとサブシステムはアーカイブプロジェクトとなっており、公開されているzipファイルをインポートすると、自動的に 展開されます。大まかな作業手順としては
- File→Import→Existing Projects into Workspaceでインポート
- cmsisをビルド
- subsystemsをビルド
- 好きなサンプルをビルド
となります。サンプルビルドに失敗するときには、プロジェクト中の config_projectスクリプトをコマンドラインから実行します。実行に失敗する場合は必要なライブラリやツールがUbuntuにインストールされていない可能性があります。その場合はREADMEを参照してください。
I2Cサブシステムの使い心地は、我ながら上々です。割り込みISRやイニシャライザの登録を全部cfgファイルに詰め込んだため、アプリケーション・プログラマから見るとI2Cの操作はread/write関数の呼び出しに過ぎません。詳細はsubsystemのDoxygenコメントを参照してください。
当然ですがRTOSを使っていますので処理は割り込みベースで、ポーリングは行っていません。先日報告したCMSISのバグは修正して使っています。