汎プログラマブル・プラットフォームとしてのAndroid

AndroidはベースがLinuxですから、ハードウェアをべたべた触るデバイスではありません。私自身の興味がもっと下の層にあるうえに、C#をそこそこいじったので、上の層のプログラミングはもういいやという気分になっています。ここ何年ものあいだ、Workstationなどのリッチな環境で動くプログラムを作ろうと思った数は1度か2度程度です。
しかし、今回Consumer Electronics Showでの洪水のようなアンドロイド・デバイスの数をみて少し考えが変わりました。特にパッド系のデバイスは携帯電話と比べて敷居が低いせいでしょうか、猫も杓子も製造しているイメージです*1
ざっと見るにAndroidを使ったデバイスはどうやらデジタルカメラがたどった道を急速になぞっているようです。最近では時期を選べばニコンやキャノンのきちんと写るデジタルカメラが7000円程度で買えます。新品でも10000円台の下のほうだったりします。6年前、ボストンに持っていくカメラは型落ちでも2万円弱しましたから、ものすごい値下がりです。
Androidバイスもこんな感じですさまじい値下がりを起こすのでしょう。ピンポイントで激安のデバイスは今でもあるようですが、そのうち恒常的に7000円もだせばデバイスを買えるようになりそうです。そうならば、ちょっとしたコントローラに使うためのプラットホームになりそうです。
どこでも気軽に買えるプログラマブル・プラットホームとしてAndroidプログラミングを勉強しておくと使い回しが効くかもしれません。
そんな時間は私にはありませんが。

*1:そうじゃなくて作ってるのはHon Haiがほとんどだろうって意見も