リファレンスICE

仲間とやってるプロジェクトで、「ICEどうしよう」という話になっています。
ざっと調べてみて、ARMプロセッサ向け低価格USB ICEには3つの潮流があります。

  • 自作
  • 素性の知れたICE
  • 素性の知れないICE

素性の知れない、とはまた変な話ですがこれは売る側が回路図もベースになった設計も明らかにしていないものです。値段は5000円程度と安いのですが、参考資料として公開されているものが全然違うボードの説明書であったりと、頭が痛くなるようなもの。もちろん真剣に調べればわかるのでしょうが、正直、プロジェクトのリファレンスとしては使いたくないですね。
一方の素性の知れたものですが、これが少ない。あってもそれなりの価格なんですよね。BesttechnologyのTINY JTAG2が14000円くらい。Full Spead。一方、Amontecは日本では取り扱いが無いようです。High Speed120ユーロくらい。輸入コストかかりますが、まぁ、割り勘にすれば。
注目しているのがHJ-LINK/USBです。10000円くらいでHigh Speedです。OpenOCDのコンフィギュレーション・ファイルもきちんと公開されています。これならプロジェクトのリファレンスとしても大丈夫だと思われます。
これにしようかな。