スタックコンピュータ—CISC RISCとスタックアーキテクチャ
酒の席でマイナーな、というより奇妙なアーキテクチャの話が出たのですが、そのときに紹介したのがこの本。
スタックコンピュータ―CISC RISCとスタックアーキテクチャ
- 作者: Philip J.,Jr Koopman,藤井敬雄,田中清臣
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1994/04/01
- メディア: 単行本
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ARMがほぼ完全に組み込み世界を制覇しつつある現代としてはCPUとしてのスタック・マシンが再度日の目を見ることはなさそうですが、規模の小ささから、自分でCPUを設計仕様という人が現れることもあるかもしれません。Niklaus Wirthの研究室がリリースしたPascal Pの中間のコード"P-CODE"は、その後UCSD-Pシステムの基盤となるなど一世を風靡しましたが、そのP-CODEもスタック・マシンによる仮想マシンでした。