Uzumeの最初のコード

FusionPCBから届いたKirishima基板を早速組み立て、昨日から動作チェックに入っていました。今日、一通りの機能確認が終わり、無事音も出ました。

Kirishimaは昨年作っていたTakachihoをベースに若干の手を加えた物です。Takachihoは純粋に自分のアイデアの検証用でしたので思いっきり手を抜きましたが、Kirishimaは外部にUzumeのデモンストレーションを行うための最初のボードになりますので、部品の破損などがおきにくいようそれなりに手を入れています。
Takachihoのプログラムを元に作ったKirishimaのTalkthroughおよび基板チェックプログラムを、UzumeプロジェクトのSVNサーバーにアップロードしました。まだ最初のプログラムをアップロードしただけですので、今後リファクタリングを進めつつドキュメント作成、デバッグなどを行う必要があります。
Uzume for KirishimaはTOPPERS/ASP for LPC 1.7.1 の上に構築しています。
現状でまだ小さな問題が残っています。ADCを使っているときだけ、小さなポップノイズが音に乗ります。問題の原因を突き止めて解決しなければなりませんが、こういったデバッグを手軽にできるようKirishimaを設計しましたので、これから活躍してもらわなければなりません。
回路図もそのうち公開します。