ポップノイズ問題解決

LPCXpressow 1769を使ったオーディオ信号処理基板、Kirishimaは、Uzumeの最初の実装プラットフォームです。最初のTalkthroughコードを実装した後、この基板は謎のポップノイズに悩まされていましたが、本日参加の工作会にてようやく解決を見ました。
根本原因はログタスクの優先順位でした。TOPPERS/ASPはコンソール出力を行うログタスクをもっていますが、このタスクのデフォルトの優先順位が高かったため、リアルタイム出力が必要なaudio_task()が下に押しやられていました。優先順位を正しく配置することで、正しく動くようになりました。
Kirishimaボードは、LPCxpresso 1768を使う安価なボードです*1。KirishimaボードはMMCODEC01、UB232Rといったモジュールを活用することで、1万円か1万5千円くらいで信号処理の実験ができる実証ボードです。

*1:LPCXpresso 1769はデバッグボードつきで何と2500円