KirishimaのPCBを配布します

Uzumeプロジェクトの開発に使用しているKirishima基板のPCBを頒布します。
Kirishima基板はLPCXpresso 1768/1769とポーランド製のコーデック基板MMCODEC01を搭載し、ユーザーIF用のボリューム、スイッチ、LEDを実装した物です。いわゆるマイコン開発ボードですが、普通の物と異なるのは、I2Sオーディオ・コーデックとの接続を中心に設計されていることです。
現在は、次のバージョンのKirishima2の開発を進めていますが、

  • Kirishima2は2ピース構成になるのでPCBの値段が上がる
  • Kirishima2による基板はKirishimaとプログラミング・モデルが同じであるため、ソフトウェアの互換性が保たれる。

ことから、Kirishimaでもいいという方は多いと思います。

頒布方法

基板はFusionPCBで製造した10cm x 15cmの両面基板です。今回の製造では製造元にて全数チェックしています。
価格は送料(Expack 500)込み1000円です*1
購入希望の方は、私のTwitterアカウント @suikan_blackfin にプライベート・メッセージを使って連絡先メールアドレスとお名前(実名)を教えてください。後日、メールにて振り込み先などの連絡を行います。振り込み先は三井住友銀行です*2。振り込み手数料はご負担ください。
極端に忙しくならない限り、発送は入金確認後、3−4就労日で行います。
なお、基板の在庫は6枚です。

リソース

基板の回路図および部品表はこちらのkirishima.zipです。
完成済みの基板の写真はこちら。

開発に使用できるフレームワークおよびインストール/開発文書は、Uzumeプロジェクトのリリースページからダウンロードできます。

注意

Kirishima基板にはいくつかアホなミスがあります。

  • VRの間隔が乱れている
  • AGNDとGNDの結線が数センチ無駄に長い
  • コンデンサの脚の間隔が統一されていない(部品表参照)

などです。動作には問題ありません。また、MMCODEC01は実験用のボードであり、雑音などがそれなりにあります。全体として「実験品質」であることにご注意ください。

*1:余計な事だが、儲けはない

*2:他の銀行・郵便局は不可